知らない横丁の角を曲がれば、もう旅です ~向島百花園から三河島の散歩が最高だった~
散歩シーズン到来!冬の散歩最高。
お正月も明けて、良い天気が続いてます。
この時期は、どんな景色もきれいに見えるし、歩いても暑くならずに、暖かくなるので、散歩が最高です。
暖かい飲み物を携えて、よさげなベンチに座ってちょっとお茶などすれば、それだけで最高のイベントです。ちょっとした菓子なども携行すると、なお良し。
歩いて1時間くらいの距離で行ける場所をGoogleMAPで探すのが趣味なのですが、ふと見かけた「向島百花園」。
家から歩いて1時間くらいで行けそうだし、庭園の中にお茶屋さんもあるとのこと。
ちょっとした旅行気分が味わえそう。
ということで、散歩してきました。
何もない、それも良い。
門松が立派です。
今の時期、咲いているお花は椿くらいです。
梅のつぼみが少しほころび始めている感じでした。
全体的に枝と竹と枯草で全体的に茶色と緑しかないのですが、わびさびしていて、とても良い。落ち着くお庭です。
そして売店も良い。ふかし芋や甘酒などが置いてありました。
そして、迷わず手に取った「ほうじ茶」。
この容器、昔の駅弁売りが売ってたっていうアレじゃないですか。
思わず、店員さんに「懐かしくて手に取ってしまいました」と言ってしまい、
「懐かしいという年齢ではないでしょう」とお答えいただきました。
確かに、リアルタイムでこの容器のお茶は見たことないのに、なぜ懐かしいと言ってしまったのだろう。何かが憑依したみたいな微妙な空気になってしまった。
お店の方のお孫さんもお手伝いされていて、とてもよい雰囲気でした。
夏はかき氷もあるみたいなので、また季節ごとに行ってみたいと思いました。
向島百花園から三河島のキムチ屋さんへ
美味しいキムチが食べたいと思っていたので、三河島方面へ歩いていくことにしました。
これまたGoogleMAPにて、近くのキムチ屋さんを探していたところ、向島百花園から、三河島へは50分ほどで歩いていけます。
検索していたら、スマホのバッテリーが5%に。
道中がとてもよいコース&見どころ満載だったのに、写真が撮れず無念。
こんなコースでした。
(見づらいのですが)見どころ&立ち寄りどころに印をつけてみました。
1.レストランカタヤマ
言わずと知られたステーキと洋食のお店です。
ランチもお得で、ステーキも庶民的な価格から高級和牛まで幅広く、そして何より美味しいです。
2.白髭橋
アーチが美しい橋です。ライトが素敵です。
昭和6年に竣工されたとのこと。この頃のデザインがたまらなく好きです。
3.石濱茶寮 楽
石浜神社に併設されたお茶屋さん。
そんなに大規模ではない神社なのに、お茶屋さんがあるの珍しい。
そして、お茶屋さんがあるとついつい立ち寄ってしまいます。
4.暮らしのかご・ざる・み 市川籠店
とても素敵な・かご・ざる屋さん。
「み」って何と思ったら、「箕」のことなんですね。
こういう形のやつみたいです。
丁寧に手作りされたものなので、お値段もそれなりにしますが、一生ものの籠をいつか買いたいなぁ。
5.カフェ バッハ
50年続く喫茶店。そして超有名店。
2000年の沖縄サミット首脳晩餐会にて「バッハブレンド」を提供したそうです。
歩いているといきなり現れるお店。パンも美味しい。
6.三ノ輪 改栄湯
サウナもある、新しくてきれいな銭湯。
人気銭湯「湯どんぶり栄湯」の系列のようです。
散歩途中で銭湯に立ち寄るのも最高、ですがビール飲みたくなって散歩終了になることが常です。銭湯はゴール地点にしないとだめですね。
今回は銭湯はあきらめて、三河島まで歩くことにしました。
6.キムチ 秀食品
今回の散歩の目的地。
白菜のキムチを500g買いました。お値段550円!安い!
夕飯に頂きましたがとても美味しかったです。
酸っぱいキムチが好きなのでこれからの味の変化を楽しみたいと思います。
「知らない横丁の角を曲がれば、もう旅です」
「遠くへ行きたい」の歌詞を作詞した永六輔さんの言葉です。
しみじみとこの散歩中に思い出した言葉でした。